異邦の戦技 ヒカリの『覚えた技』紹介【おすすめ&ネタ】

覚えた技はヒカリの固有アクション。フィールドコマンド「試合」で町の人に勝利すると習得できる。覚えた技には独特な効果を持つものが多い。

8連攻撃、ダメージ無効化、SP全消費攻撃、武器投げ、まものよび、属性追撃、マーシャルアーツなど本当に多種多様で応用性が高い。強い技だけでなく、何に使うか分からない変な技もある。

ここではオクトパストラベラー2におけるヒカリの固有アクション「覚えた技」の中で、実用的なおすすめ技、面白い技、ネタ技を紹介。

おすすめの覚えた技

ブレイクに便利な技

ブレイクに最適な多段攻撃技。

  • さみだれ突き
  • 暗殺術:致命の牙
  • 三枚おろし
  • 布団叩き
  • 気高き炎

さみだれ突き

さみだれ突き

さみだれ突きは最大8回ヒットする槍攻撃。命中不安なし。覚えた技の中でも特に使いやすくておすすめ。

この技はヒカリの「試合」において強力なブレイク手段として活躍する。

強いNPCは弱点を持つ人が多い。逆に、さみだれ斬りで戦える、ライフスティールダガーで戦える弱点をもつ強NPCは少ない傾向がある。強敵に対して強いさみだれ突きを習得していれば、歴戦の武器をドロップする強敵を倒しやすくなるだろう。強力な覚えた技の習得にも役立つ。裏ボス戦でも重要なブレイク技として活用できる。

この手の連続攻撃技(暗殺術:致命の牙ムラサメ矢など)は命中率が低いという特徴があるが、さみだれ突きの命中率は高い。通常攻撃と同様に普通に命中する。

さみだれ突きはカナルブライン大橋にいる橋職人から習得できる。

暗殺術:致命の牙

暗殺術:致命の牙

暗殺術:致命の牙は最大8回ヒットする覚えた技。短剣攻撃。高確率で毒を付与する。

短剣攻撃はストーリーボス(特に神クラスの敵)に対して通りやすい。チャンピオンベルトをドロップするユリナスに対しても有効。ただし、命中率が低いので武具やアクセサリーで補強する必要がある。→ 命中が上昇する短剣

似たような効果をもつ技に団子屋秘伝串刺しがある。こちらは暗殺術:致命の牙よりも消費SPが低い。

暗殺術:致命の牙はクロックバンクの酒場2Fテラスにいる老人から習得できる。

三枚おろし

三枚おろしは敵単体に短剣で3回攻撃する技。単純であるがブレイク用途として非常に使いやすい。暗殺術:致命の牙と比較しても命中率が優れている。序盤から習得できるのもメリット。

使いやすさを求める人におすすめの覚えた技。

布団叩き

布団叩きは敵単体に杖で3回攻撃する覚えた技。三枚おろしと同様にブレイクでの利用価値が高い。この技はクロップデールの村人がソリスティアで唯一習得しているようだ。

気高き炎

気高き炎

気高き炎は敵単体に火属性で3回攻撃する覚えた技。ブレイクに向いているが威力はそれなりに高い。ただし使えるのはヒカリだけなので、やはり主な使い道はブレイクになるだろう。

大聖者の神盾

大聖者の神盾

大聖者の神盾は味方単体に1~4回、すべてのダメージを無効にする効果を付与する覚えた技。

この技を使うと一切のダメージが無効になる。ボスの強力な攻撃も効かない。

ダメージ無効の効果はターンではなく回数ベース(ブーストMAXで4回)。ダメージを無効化するごとに残り回数が1減っていく。

大聖者の神盾は連続攻撃にはあまり有効ではないが、ボス敵がよく使う強力な全体攻撃に対しては強力な防御手段になる。特にブレイク復帰時の対策として使うと効果的。舞踏姫シルティージの囁きで全体化して使っていこう。

非常に強力な効果を持った大聖者の神盾であるが無敵というわけではない。状態異常は普通に食らうので注意しておこう。毒ダメージは無効化できるがその分の回数は減る。

【TIPS】大聖者の神盾を使うと裏ボスの攻撃もある程度食い止めることができる。しかし、裏ボスが使う『虚無の波動』はこちらのバフを消し去る。悠長にしているとバフ消滅で一気に崩れるので注意。大聖者の神盾はあくまでも一時的な防御手段と考えておこう。防御だけでは勝てない、相手を迅速に倒す方法が必要になる。

大聖者の神盾はカナルブラインの教会にいる神官から習得できる。

死中活劇斬

死中活劇斬

死中活劇斬は自分のHPが低いほどダメージが上昇する覚えた技。剣攻撃。単体対象。

HP満タンの状態ではかいたいと同程度のダメージだが、HPを1まで減らすと威力は3倍まで上昇する。その威力は雷剣将ブランドの剛剣の約1.6倍。かなり強力な攻撃技となっている。

HP1→威力3倍はアルピオネのお守りと同様の倍率。そして、死中活劇斬のダメージ上昇はアルピオネのお守りの効果と重複する。両方合わせると9倍の特大ダメージ。ぜひ併用して使っていきたい。

死中活劇斬はモンテワイズの入り口にいる衛兵から習得できる。

鳳凰の舞

鳳凰の舞は味方単体に属攻アップと火属性追撃を付与する覚えた技。

祈祷師の忌火の祈祷と似ているが、こちらは単体対象。しかし属攻アップを付与するのでブレイクよりも攻撃サポートに向く。

鳳凰の舞と特に相性がいいのは『霊王の杖技:黄泉送り』。黄泉送りは属攻が高いほどダメージが高くなる(=属性攻撃の武器攻撃)。そして、属攻アップの効果は黄泉送りと火属性追撃の両方に適用される。

貴重なウェポンマスターを属性攻撃役にするかどうかは判断が割れるが、鳳凰の舞と黄泉送りの相性が抜群なのは確か。使い方次第では強力な2連ダメージを叩きだすだろう。火属性強化の武器を3種類装備しておくと追撃を強化できるのでおすすめ。

霊王の杖技:黄泉送り
霊王の杖技:黄泉送り
火の追撃
火の追撃

鳳凰の舞はクラックレッジにいる踊子から習得できる。

属性防御破壊撃ち

属性防御破壊撃ち

属性防御破壊撃ちは敵に属防ダウンを付与する覚えた技。100%の確率で3ターンの間、属防ダウンを付与できる。弓攻撃。単体。

確実に属防ダウンを与える技は結構貴重。

物防ダウンは盗賊の『フクロウ』で簡単に付与できるのに対して、属防ダウンを与える技はジョブアビリティの中には存在しない。オーシュットのけしかけるで特定の魔物をけしかけると付与できるがどれも確実性もしくは利便性に欠ける。獣の咆哮は便利だが連発はできない。

その点、属性防御破壊撃ちはピンポイントで属防ダウンを確実に何度も付与できる。使いたいときに自由に使えるメリットは大きい。ヒカリをサポートにする選択肢は割とあり。

想像で唱える

想像で唱える

想像で唱えるは一種のネタ技。敵単体に火属性ダメージを与える。

すごいダメージ。強い?

いやいや、そんなことはない。実際に使ってみるとその弱さに驚く。想像で唱えるは3分の1の確率で威力が数十倍に跳ね上がる技。上では7万以上のダメージを与えているが、低い威力を引いたときは1500程度まで下がる。とにかく落差が凄い。

ブレイク時に高火力を引けるなら強いが、あまり当てにならない。しかし、序盤で高火力の技を手に入れたいときは役に立つかもしれない。ダメージソースとしては安定しないが・・・。

強いアビリティを知るためには、どれが弱いかを知ることも重要なのだ。

追い出し槍

追い出し槍

追い出し槍は攻撃した敵の行動順を最後に回す覚えた技。攻撃しながら行動順を操作できるので使いやすい。

ねんちゃく糸と似たような効果だが、ねんちゃく糸が以降のターンに影響するのに対して、追い出し槍は現在のターンの行動順にも影響を与える。(敵の次の行動を最後に回す)

スリ

覚えた技:スリ

スリは与えたダメージの20%のリーフを獲得する覚えた技。短剣攻撃。敵単体。

ソリスティアにおけるスリは、こっそり取るのではなく全力で殴って奪い取るのが正しい方法。物攻を上げ、敵をブレイクして大ダメージを与えると獲得金額が増える。(例:1万ダメージで2000リーフ)

もしかして金策に使える?

と思うかもしない。しかし、効率面では紳商伯ビフェルガンの心眼に遠く及ばない。ビフェルガンが与えたダメージ分のリーフを獲得するのに対してスリは20%。この差は大きい。スリはどちらかというと、普段の戦闘で使用して地道に稼いでいく方が適しているだろう。

まものよび

まものよび

オーシュットだけでなくヒカリも魔物を呼ぶことができる。

まものよびで登場する魔物は全部で5種類。どれもトト・ハハ島に登場する魔物となっている。まものよびはブーストすると強力な魔物が登場しやすくなる。

なお、実用性は未知数。あまり使いやすくはない。

イレギュラー枠

正確な威力はよくわからないが、ポテンシャルが非常に高い技。

幻獣穿ちはSPを全消費して攻撃、獏は所持している武器を投げつけて攻撃する技。どちらも使い方次第で一線級の火力を誇る。これらの技については最強技紹介の記事を参照。

その他の覚えた技

この記事で紹介した以外にも多数の技が存在している。すべて確認したい人は覚えた技一覧へ。